【メリット】ヨーロッパイエコオロギの管理方法/匂い対策【デメリット】

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◆ヨーロッパイエコオロギ◆

-目次-
➀ヨーロッパイエコオロギの紹介と使用のメリット

➁コオロギを使うデメリット
  1.扱いづらい
  2.繁殖が手間
  3.死にやすい
  4.臭い

➂基本的な飼育/繁殖方法

➃匂い対策4カ条

①ヨーロッパイエコオロギの紹介と使用のメリット

今回は、爬虫類をはじめとしたエキゾチックアニマルのエサとして最も優れたものの一つ、ヨーロッパイエコオロギについて紹介したいと思います。

エキゾチックアニマルの飼育者にとってかけがえのない存在がこのヨーロッパイエコオロギ。このコオロギの登場によって日本の爬虫類飼育の難易度はかなり下がりました。特にカメレオンの飼育は随分と楽になったと語り継がれています。

日本のコオロギは秋に卵を産んで親は死に、春に孵化しまた秋に産卵して死ぬというサイクルを繰り返していくのであまりエサには適していません。

しかしながら、このヨーロッパイエコオロギ、加温すれば1年中繁殖が可能です

そのうえヨーロッパイエコオロギは非常に栄養バランスに優れ、昆虫食のほとんどのトカゲやヤモリはこれ単食で飼育をすることができてしまいます。

嗜好性も高く、ミルワームやデュビアなどを食べない個体でもコオロギなら食べるというパターンもしばしば見受けられます。

デュビアなどに比べると短いですが、寿命がそこそこ長いところも魅力的です。

一方で、デメリットを感じる部分もあります。

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②コオロギを使うデメリット

1.扱いづらい

ヨーロッパイエコオロギはその素早さと跳躍力に定評があります。捕まえようと試みても全然つかまりませんし、蓋をしていないとすぐに脱走されて部屋中コオロギだらけになってしまいます。イラつきます。

あとコオロギですから鳴きます。私は全然気になりませんが、神経質な人には気になるかもしれません。多分慣れますが。

2.繁殖が手間

繁殖をさせるためには、産卵床を用意しないといけません。また産卵済みの産卵床をケース内に放置するとほかのコオロギが掘り起こして食べてしまうことがあるので産卵を確認したら取り出さないといけません。

面倒くさがり屋には克服しなければならないポイントです。

はっきり言って買ってきた方が早いです。

3.死にやすい

水切れを起こして死ぬ、湿度が高くて死ぬ、エサがなくて死ぬ、共食いで死ぬ、寒さで死ぬ、自分の排泄物のアンモニア臭で死ぬ、なんか知らんけど死ぬ…etc

死ぬ原因を上げていたらキリがありません。

これらの原因をできるだけ抑えて死なせる量を減らす工夫が飼育者には求められます。

4.臭い

コオロギの飼育には臭さが伴います。ケースを密封していたり、動物性のエサを多く与えていたりすると匂いが強くなる傾向があります。共食いが行われないラインまで動物性のエサの量を減らし、ケースに通気性をもたらすことが飼育者に要求されます。

ここまでさんざんコオロギのことをディスってきましたが、お気づきの方もいるかもしれません。私はコオロギが嫌いです。全国のコオロギ好きの方、本当にごめんなさい。

デュビアの方が好きです。かわいいです。でも日々、コオロギにお世話になっているのも事実。コオロギを繁殖させてくださってる方々には本当に頭が上がりません。

コオロギを飼育および繁殖させたい方、エサ代を浮かせたい方、コオロギを経験してみたい方、コオロギが好きな方、ぜひ以下に書いてある飼育法をお読みくださいませ。

そして繁殖させたコオロギを安価でヤフオクで流通させてください。

エサ昆虫の代表格であるデュビアの記事はこちら↓

ゴキブリだから最高のエサ!デュビアの紹介と最強の㊙管理・繁殖方法
◆最強のエサ昆虫デュビア◆ -目次- ➀デュビアの紹介と魅力 ・メリット  ・デメリット ➁最強の管理・繁殖方法 ➂...

③基本的な飼育方法

飼育に必要な器具
  • 飼育ケース
  • パネルヒーター
  • エサ
  • エサ入れ
  • 卵パック
  • 水飲み場
  • 産卵床

以下一つ一つ説明していきます。

飼育ケース

飼育には通気性のいいプラスチックの虫かごや衣装ケースを用います。

面積としては100~200匹でA4サイズが妥当なサイズだと思います。飼育する数に合わせてそれぞれサイズアップしてみてください。

コオロギは20cm以上は余裕でジャンプできるので高さは30cm以上できれば欲しいです。壁が低いとコオロギをケースから出すときに脱走されて面倒なことになります。

また、絶対にケースは通気性がいいものを使用してください。一般的な虫かごを使用する場合はほぼ無問題ですが、衣装ケースを使用する場合はメッシュタイプの蓋を自作するなど工夫が必要です。私の場合は、園芸用の鉢底ネットを蓋をくりぬいた部分に張り付けて改造しました。

中には、蓋なしで飼育している方もいます。なかなかにクレイジーです。

温度(パネルヒーター)

基本的には加温は必要ありませんが、室温が20℃を下回るようでしたらパネルヒーターをケースの面積1/3~1/2部分の下に敷いてあげてください。

20~30℃が適温です。この範囲内なら温度が高ければ高いほど成長スピードが向上するので繁殖を促進させたい場合は夏以外ずっとヒーターを使用するほうがいいです。

また、パネルヒーターを設置した部分は当然乾燥するので嫌な匂いやカビ、ダニの抑制につながることもあります。ケージ内はどんどん乾燥させましょう!

卵パック(シェルター)

コオロギは暗くて狭い場所が好きです。卵パックはそういったコオロギの好む環境を作り出すことができますし、ケース内の高さも飼育スペースとして利用できるのでほぼ必須のアイテムです。

卵パックはスーパーや飲食店でもらえたり、ペットショップで購入できたりしますが、どうしても手に入らない場合は園芸用の苗ポットを利用するのもアリです。

水飲み場

湿らせた赤玉土を入れたタッパーや水を入れたタッパーの蓋に穴を開けそこに小さい布を通した装置(毛細管現象により常に布部分が湿りコオロギが水を飲むことができる)などを水飲み場として使用します。

湿らせた土を水飲み場として利用する場合は同時に産卵場所としても利用できるので一石二鳥?です。

こういった容器を設置するのではなく、生野菜を毎日与えて水分補給させるのもありですので自分に適したスタイルを見つけてみてください。

水を切らすとあっさりと死んでしまったりするので絶対に切らさないように!

エサ

ペットのエサとして利用するわけですからコオロギに与えるエサの栄養がダイレクトにペットの健康に響いてくることになります。

コオロギは新聞紙で水で飼育することができてしまいますが、それでは絶対にペットはうまく成長できません。

野菜や各種人工飼料(熱帯魚のエサや爬虫類用フード等)、昆虫ゼリー、うさぎのエサ、小鳥のエサなどが主にえさに用いられます。

これらのなかからそれぞれ選びバランスよく与えるようにすればいいのですが、動物性たんぱく質を与える量が多いと匂いがきつくなり、逆に動物性たんぱく質を与える量が少ないと共食いを起こしてしまいます。

ですので個人的なお勧めは、砕いたシニアウサギ用フードと野菜、昆虫ゼリーをベースに据えたまに鰹節や各種人工飼料を与えるスタイルです。

産卵床

湿らせた赤玉土、湿らせたティッシュ、湿らせたヤシガラ土、湿らせた…etcとおおよそ湿らせられる素材ならばなんでも産卵床として利用できますのでそういったものをタッパーに入れてケース内に設置してあげてください。

設置していると、糞で汚れたり産卵を確認できたりすると思うのでそうしたら取り出して掃除するなりほかのケースに移すなりしてください。

先ほども書きましたが、卵をケース内に放置したままだとほかのコオロギに食べられてしまうことがあるので注意です。

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④匂い対策4か条

  1. 通気性を保つ
  2. 乾燥を保つ
  3. 動物性たんぱく質のエサの量を抑える
  4. ケース内は清潔に保つ

私はコオロギを密封したケースで熱帯魚用のエサを与え続けて、なおかつろくに掃除もしないで飼育した経験があるのですが、あれはひどい有様でした。

あれを超える臭いにおいはいまだに体験したことがありません。もう二度とコオロギは飼わないぞとその時誓いました。

1年ぐらいであっさり破りましたが(笑)

よく増えますし嗜好性も高いエサになるので、匂い対策だけしっかりとし飼育してあげてください。健闘を祈ります。

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