主な7種類網羅!ミズガメ&半水生トカゲ用フィルターの選び方/メリット・デメリットなど紹介

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①フィルターってなに?

フィルター(濾過装置)は水中に生息する生き物を飼育するのによく用いられる機器です。

水生生物を飼っていると糞やエサの食べ残しでどんどん水は汚れていきます。

そこで、フィルターの出番です。

フィルターを使うことによって汚れを取り除き、よりきれいな水質にすることができるのです。

フィルターは主に熱帯魚などの魚の飼育に使われていて、いわゆるアクアリウムでは必須のものとされています。

ミズガメや半水棲トカゲの飼育においても条件が整えば、フィルターを使用することができますので使用することをおすすめします。
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②濾過方法の種類

フィルターには3つの濾過方法があります。

どれも重要ですのでしっかりとご確認ください。

1.物理濾過

エサの食べ残しや糞など物理的な汚れを取り除く濾過方法です。

カメやトカゲの生み出す汚れは魚の比ではありませんので、物理濾過にのみ重点を置いて残り2つの濾過をあえて行わない人もいます。

2.生物濾過

水中の有害物質などをフィルターに生息するバクテリアに取り除いてもらう濾過方法です。

環境が整えば非常に強力な濾過方法となり得て、水替えを一切しない水槽を作り出すことさえ可能です。

ただし、ミズガメや半水生トカゲの場合、そこまでの領域に達するのはかなり難しいです。

3.化学濾過

水中の有毒成分を活性炭やゼオライトなどで吸着⇒分解する濾過方法です。

生物濾過で取り除ききれない臭いや汚れを除去することができます。

これら3つのプロセスを経ることで水を濾過していきます。

物理濾過⇒生物濾過⇒化学濾過

この流れをしっかりと意識してフィルターを選ぶことが大切です。

③フィルターの全種類一覧

フィルターには大きく分けて8種類あります。それぞれ長所や短所がありますので自分に合うものを選びましょう。

  1. 投げ込み式フィルター
  2. 外掛け式フィルター
  3. 底面式フィルター
  4. スポンジフィルター
  5. 上部式フィルター
  6. 外部式フィルター
  7. オーバーフロー式
1.投げ込み式フィルター

フィルターを水に入れて使用するタイプです。

エアポンプをつなぐだけですぐに使用することができますので、非常に手軽で安価に使用できる点が特徴です。

一方で濾過能力は全てのフィルターの中で最も低く、物理濾過しかほぼできません。

また、泡が出る音がうるさく静音性の点でもあまりよくはありません。

気休めや水を動かす程度の効果にのみ期待するものです。

ただ、ミズガメや半水生トカゲの飼育における水深は浅いことが多いので、基本的にどんな水深でも使用することができるのはかなり魅力的なポイントでしょう。

適正水槽サイズ:30~45㎝

※45~60cm水槽にも使用できる投げ込み式フィルターはありますが、効果はあまり期待できません。

2.外掛け式フィルター

読んで字のごとく水槽の壁にかけて使用するタイプのフィルターです。

濾材を入れることで物理濾過、生物濾過、化学濾過どれもある程度はできますが、そう効果は期待できません。

また、ある程度の水深がなければ使用ができませんし、水の滴り落ちる音もうるさいです。

そして、このタイプですと蓋をしたとしても割と水槽とフィルター、蓋の間に隙間ができてしまい、生体が脱走してしまう恐れがあります。使用には慎重になったほうがいいでしょう。

適正水槽サイズ:30~45㎝水槽

3.底面式フィルター

床材の下にフィルター主部分を置くことで、床材自体を濾材とするタイプです。

エアポンプをつなげることで使用できます。

床材自体が濾材となりますので生物濾過能力はそこそこ高いですが、爬虫類の汚すスピードには歯が立たない場合が多いです。

また、ミズガメは床材を敷かないベアタンクで飼育することが多く、そもそもこのフィルターを使用できないことが多いです。

メンテナンスの際には、床材を洗わなければならないので面倒ですし、そもそもある程度水深がなければ使用できない点もマイナスポイントです。

ただ、後述する上部式フィルターや外部式フィルターと連結させることで飛躍的にろ過能力を上げる点には目を向けるべきでしょう。

床材があることで汚れていく力と、連結したフィルターが浄化する力、どちらが強いのかが使用を判断するポイントです。

適正水槽サイズ:30~60㎝水槽

4.スポンジ―フィルター

投げ込み式フィルターや底面フィルターと同様、エアポンプとつなげて使用するタイプです。

物理濾過、生物濾過、ともに投げ込み式フィルターよりも高く、値段も手ごろですので投げ込み式フィルターの上位互換と言えます。

ただし、スポンジ部分に汚れがたまりやすく目詰まりをよく引き起こします。

さらに、カメの飼育の場合、スポンジをかじってズタズタにしてしまうことがよくありますのでメンテナンスの回数が増えてしまいます。

適正水槽サイズ:どんな水槽でもある程度の効果は発揮

ただし水槽サイズが大きくなる場合、複数個入れるなど工夫が必要

5.上部式フィルター

水槽の上部に取り付けて使用するフィルターです。

物理濾過能力が高く、生物濾過能力もそう悪くないと、濾過能力にはある程度の定評があります。

上記の底面式フィルターと連結させることで濾過能力をUPさせることも可能です。

欠点としては、まず水深がなければ使用できないという点です。

陸地が必要なミズガメや半水生トカゲの飼育にはほとんど使用できません。

完全な水棲のミズガメ(ニオイガメの仲間など)を飼育する場合のみに使用できます。

適正水槽サイズ:60~90㎝水槽

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6.外部式フィルター

水槽から離れた場所で濾過をするタイプのフィルターです。

水を水槽から吸い上げ、外部で濾過し、また水を元に戻すというプロセスで濾過を繰り返します。

物理濾過能力が高いですし、濾材を大容量使用できますので生物濾過もかなり期待できます。

外部式フィルターもしくは後述のオーバーフロー式フィルタークラスでなければ、カメやトカゲの飼育でフィルターの効果を実感することは難しいでしょう。

静音性がなかなか高いことや水槽内にスペースをあまり取らないことも魅力的です!

デメリットとしては値段が高いこと、メンテナンスが面倒なことが挙げられます。

適正水槽サイズ:45~90㎝水槽

7.オーバーフロー式

水槽底面に穴を通し、水を下部に設置した濾過槽に落として濾過をし、再びポンプで水を組み上げ戻すという仕組みのフィルターです。

濾過槽を大きくすれば大きくするほど濾過能力が上がる為、極端な話、濾過能力は無限です。

最強のフィルターと言って差し支えないでしょう。

水深はそう深くなくても使用できますし、カメやトカゲの使用も十分可能です。

本来は大型の熱帯魚などに使用されますので、水を汚しやすい水棲爬虫類の飼育であってもかなりの効果を期待できます。

デメリットは価格が非常に高い点、濾過槽合わせた重量が重くなってしまう点などがあげられます。

適正水槽サイズ:すべて

④飼育種類や環境&好みで選ぼう

ここまで7種のフィルターを紹介してきました。

結局どのフィルターを使えばいいかわからない人もいると思います。

正直なところ、どんな種類を飼育するにしても基本的にオーバーフロー式に勝てるフィルターはありません。

お金やスペースに余裕があえばオーバーフロー式一択です!

ただ、オーバーフロー式の敷居は高いのも事実。

いくつかの点を考慮して自分や生体にあったフィルターを選んであげましょう。

チェックリスト

□飼育生体がどの程度汚すのか?

□自分はどの程度水替えができるのか?

□水深はどの程度必要なのか?

□静音性やメンテナンスの面はどうか?

□価格はどれくらい払えるか?

これらの点を考慮して選ぶといいと思います。

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