今回のニュースについて素人なりに辛口で考えてみました。
衝撃的なニュースが飛び込んできましたね。
まったく、爬虫類業界はホントに悪い話題に事欠きません。
特定動物、世界最大のヘビ、アミメニシキヘビの無許可飼育。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20191001-00424878-fnn-soci
Yahooニュースによると、
” 人に危害を加えるおそれのある、およそ4メートルのヘビなどを無許可で飼育していた疑いなどで、大阪・摂津市の爬虫(はちゅう)類店の経営者の男が逮捕された。
動物愛護法違反などの疑いで逮捕されたのは、爬虫類を売る店を経営する間瀬隆徳容疑者(47)。
警察によると、間瀬容疑者は2019年6月、摂津市千里丘の爬虫類店で、4メートルにもなる「アミメニシキヘビ」などの「特定動物」を販売などの目的で飼育していた。
(中略)
警察は、これらの動物が密輸された疑いもあるとみて、入手経路などを調べている。”
もうだめじゃん。
絶対特定動物の無許可飼育だめじゃん。
しかも、特定動物の新たな飼育が禁止される前のピリピリとしたこの時期。
そりゃ、規制もされるわ。無許可飼育されるもん。政府に文句言えないわ。
悪いことって絶対分かるじゃん。47歳の経営もしてる立派な大人でしょ。
しかも、密輸の疑いもあるって最悪。業界の癌だよ。終わってるよ。
まあ、批判はこれくらいにして。
私が今回注目したのは、“爬虫類を販売する店を経営する47歳”というところです。
爬虫類ショップを経営するそれなりにキャリアを積んできたであろう業界人が、事件を引き起こしたという事実。
爬虫類飼育者が増えると、変な初心者が増えて業界に悪影響を及ぼすということが、業界でまことしやかに囁かれていますね。
いや、初心者じゃなくてもやらかしてるじゃん(笑)
よっぽど、業界に悪影響を及ぼしてるじゃん。
アミメニシキヘビをはじめとする特定動物の飼育なんて初心者はしませんし、こんなに大きなニュースになるような生き物に関する事件を初心者はめったに引き起こしません。
だって飼う生き物は、
レオパ!
フトアゴ!
ボールパイソン!
コーンスネーク!
サバモニ!
だから事件になりようがない。強いて言うならサバモニなんかの脱走くらい。
また、今年4月にも爬虫類倶楽部中野店の店長が天然記念物の採取をしたとして逮捕された事件は記憶に新しいです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190409-00010001-nankainn-l46
恐らく、この業界で長くやってきたということから、ちょっとぐらいなら大丈夫という慢心を生んでしまったんでしょう。
業界のトップを走る、爬虫類ショップの店長でさえこんなにもリテラシーが低いんです。
今回の事件で逮捕された経営者と爬虫類倶楽部の店長、どちらも
自分が逮捕されたら、生体を自分の店で買っていった人がどう思うか、どう思われるか、考えたんでしょうかね。
考えたうえでの行動なら考えが甘すぎてびっくり。無責任極まりない。
彼らみたいな最悪な人は少数で、素晴らしく尊敬できる方々の方がもちろんたくさんいらっしゃると思います。
でもダメな人がいるのも事実。
これからこの業界はどんどん市場規模が大きくなり、注目度は上がっていくと思います。
かつてのようなマイナーで日陰な趣味ではもはやなくなっています。
更なる規制や偏見を避けるためにも、目立った行動は避けていきたいところです。
自分も些細なミスでニュース沙汰を引き起こさないように気をつけたいところ。