ヒョウモントカゲモドキの脱皮知識はこれで安心!

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レオパを飼育していると、避けては通れないイベント。

脱皮。

レオパを古い皮を脱ぎ捨てて、少しずつ大きくなっていきます。

脱皮は健康のパラメーターなので、脱皮が上手く行ってるかどうかで健康かどうかある程度の指標にすることもできます。

今回はレオパの脱皮に、関してあらゆることを書きました。

脱皮が失敗して死んでしまうことはありませんが、脱皮に失敗すると、指が亡くなってしまったり、ケガをすることもあるので注意が必要です。

目の周りに皮のが残ると、目が開けられなくなる可能性もあります。

大事なレオパを守るためにも、この記事でしっかり勉強しましょう!

【初めてのレオパ】ヒョウモントカゲモドキの飼育方法/初期費用&ランニングコストまで

1.脱皮のさせ方

レオパは脱皮が近づくと、色がくすんだように薄くなります。

「えっ、素人の私でもわかるかな?」と思う方もいるかもしれませせんが、一目瞭然なので大丈夫です。明らかに違います。

色が変わり始めたら、数日のうちに、場合によってはその日のうちに脱皮を始めます。

脱皮が始まると気づいたら、ケージ内に必ず脱皮ができるよう湿度の高い環境を作ってあげる必要があります。

人間もお風呂に入ると皮膚がふやけて、古い角質が取れたりしますよね?

あれと同じようなことをレオパにもしてあげる必要があります。

・ウェットシェルター

そもそも、自然下でのレオパは湿度の高い巣穴をほって暮らしています。

そういうわけで、ケージ内には脱皮の為という意味でも、ふつうに飼育するええでもウェットシェルターは必須です。

全員既にケージに入れてると思いますが、まだ入れてない人は必ずケージ内に設置してあげましょう。

また、すでに入れてる人でも、水を入れる部分が空になってしまっていて、シェルター内がカラカラになってしまっていることもあるので注意が必要です。

必ず脱皮が始まる前に一度確認しておきましょう。

・霧吹き
  • ウェットシェルターを持ってない人
  • ウェットシェルターだけじゃちょっと不安

って方は、霧吹きをケージ内にしてあげるだけでも全然違います。

というか、ウェットシェルターがなくても霧吹きだけで脱皮がうまくいくこともしばしばあります。

ただ、少し注意点として霧吹きは必ずレオパにかからないようにしてください。

霧吹きの水が体にかかると、脱皮の皮が体に張り付いてしまって脱皮が上手く行かなうなってしまうこともあります。

そのまま脱皮不全になって、指が欠損してしまうなんてことにもなりかねないので、注意が必要ですね。

・温度チェック

ケージの温度が下がっていたりすると、レオパは不活性化してしまってうまく脱皮ができないこともあります。

体温の調節は爬虫類の健康的な生活の基盤です。

脱皮の前にはヒーターの部分が温まっているか確認しておくと安心!

・脱皮のとっかかりがあるか

脱皮をする際には、シェルターや岩などに皮をひっかけて皮を脱いでいきます。

ケージ内にウェットシェルターや岩型のシェルターなどを設置してあげたほうが、ベターです。

こういったものがないと、ケージの壁面だけで脱皮をすることになってしまうのでレオパがかわいそうです。

2.脱皮の頻度と期間

脱皮頻度

幼体:成長が早いためかなり多く、1カ月に2回以上になることもあります

大人:1カ月に1、2回程度

脱皮期間

普通3日程度。長くても5日ぐらいで完了します。

1、2日で体色が薄くなって、そこから1日で皮が剥がれて、脱皮が完了します。

4、5日経っても体に皮が残ってしまっている場合はそのまま脱皮不全を引き起こす恐れがあるので対処しなければいけません。

3.脱皮不全とその対処方法

これまで述べてきた注意点に則って気を付けていても、特に乾燥する冬場なんかは油断していると脱皮不全になりやすいので更なる注意が必要です。

ただし、様々なことを注意していたとしても脱皮不全になってしまうことがあります。

もし脱皮不全になってしまったら早急に次の➀~➃をしましょう!

➀35℃程度のぬるま湯を用意する

➁レオパをぬるま湯で10分程度温浴させる

➂綿棒をぬるま湯で濡らして、全ての皮を取ってあげる

➃皮が残っていないか確認!お腹や総排泄腔など体の裏側に皮が残っていることもあります。

この流れでだいたいの脱皮不全は解決できるはずです。

これでも皮がこびりついて取れない場合、または眼のあたりなど素人に手が出しにくい部分に皮が残ってしまった場合は、諦めて獣医さんに診せるのがベストです。

獣医さんはマジで神。

4.まとめ

以上でレオパの脱皮についてかなりわかったのではないでしょうか。

色々書きましたが、レオパは非常に丈夫な爬虫類なので、適切な環境で飼育して居ればほぼ脱皮不全にはなりません。

実際、私のうちのレオパが脱皮が上手く行かずに困ったことは1度しかありません。

もちろん、中には脱皮が下手な子もいますので、日々のしっかりとした飼育を心掛けてあげましょう。

そうすれば、健康的にレオパをそだてられるはずです!

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