害虫ゆえに最高のエサ!?デュビアの本当に上手な管理法・繁殖法

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➀デュビアの紹介や魅力

今回は、エサ界のカリスマ的存在であるアルゼンチンフォレストローチ、通称デュビアについての記事です。

デュビアというのは記事タイトルにもあるように害虫も害虫、害虫の王いわゆるGの仲間です。

「Gの仲間~??そんなの見た目は気色悪いしエサにはしたくない~無理無理~」って思ってしまうかもしれませんが記事を読むのを止めるには早すぎです!

絶食に強く、水切れにも強い、繁殖力もそこそこある、散々我々を苦しめてきた憎き害虫ゆえにエサとして最高の存在となるのです。

「敵が仲間になるとここまで心強いのか!」と飼い始めると感動できること間違いなしです。

エサとして使うには多くのメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。

デュビアの画像を張る前に一旦まとめてみましたのでご覧あれ。

メリット

  • 絶食に強い
  • 水切れに強い
  • ツルツルした壁を登れない
  • 動きが遅い
  • 臭くない
  • 噛まない
  • 鳴かない
  • 共食いしない(死体は食べるかも)
  • ほぼ飛ばない(私は飛んでいるところを見たことがないです)
  • コオロギなどのように産卵床を用意する必要がない(子供は親から直接生まれる)
  • かわいい

デメリット

  • ゴキブリであること
  • コオロギに比べて高価
  • 繁殖サイクルが長い
  • ピンセットでつかみにくい
  • エサとして認識しない個体がいる(慣れさせれば大丈夫)
  • 床材に潜ってしまう

この下にデュビアの画像が張ってあります。ゴキブリが苦手な方はここで帰ることをお勧めします。

デン!!!!!!

羽があるのがオス、羽がないのがメスです。

メスはまだしもオスはまんまGですね。

こっちは幼虫です。こちらはダンゴムシみたいでかわいいと思います。かわいいと思います。

ちなみに幼虫が成虫になるのに半年以上かかります。

➁管理及び繁殖方法

・飼育ケース

プラケースや衣装ケースで飼育します。

過密気味の方が繁殖がうまくいくので300~500匹くらいまでは30cm四方程度の大きさを使用します。

湿気に弱いので通気性が高いケースを利用してください。

ケースが蒸れるとカビが生えますしデュビアが死んでしまうので湿気厳禁です!

・床材

床材はカビやコバエ、ダニの原因となりますので必要ないと私は思っています。

ですが隠れ家が必要ですので卵パックをケース内に設置するようにしてください。

デュビアはひっくり返ると起き上がれないのでケース全面に卵パックを配置し、起き上がれないことがないように!

また、飼育しているうちに糞がたまっていきますがデュビアの糞にはある種のフェロモンが含まれており、糞があるとデュビアが安心するようなので1㎝程度はいつも残しておくように。

・パネルヒーター

20度以下になると活性がなくなり繁殖ペースが落ちるように感じます。

もともとはアルゼンチンの森林に生息しているゴキブリですので寒くなる秋から春にかけてはパネルヒーターをケースの1/2~1/3敷いて温かいところを設けるようにしてください。

適温は25~30℃です。

・エサ

主に野菜、果物、、サツマイモ、ラビットフードなどを与えます。

エサ皿にラビットフードを置き、水やリンゴジュースをかけてふやかしてから与えると効果的です。

コバエが湧くので食べ残しには気を付けるように!

ドッグフードや熱帯魚や金魚のエサなどを与えると臭くなるのであげないほうがいいです。

以前デュビアではないですが、コオロギに熱帯魚のエサを与えたところ匂いが強烈すぎて地獄を見ました。

➂日々の管理の仕方

日々の管理はごくわずかしかありません。

エサやり

残飯の処理

死体の処理、、、の3つだけです!

デュビアは適切な管理を行っていれば簡単に繁殖します。

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