リッジテールモニターの魅力と飼育・繁殖方法/価格は?寿命は?大きさは?

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◆リッジテールモニターの飼育方法◆

写真:Cliff氏による”Spiny-tailed Monitor (Varanus acanthurus)“ライセンスはCC BY2.0に基づく

①リッジテールモニターの紹介と魅力

今回紹介するのはドワーフモニターの人気種、リッジテールモニターです。

オーストラリア産のドワーフモニターということで、かつてはかなり高価なモニターでした。

しかし、世界中で盛んに繁殖が行われて比較的購入しやすい価格になりました。

まだまだ高いですけどね。。。

リッジテールモニターは、たいてい全長50~60㎝、大きくて70~80㎝とドワーフモニターと言いつつも、縦にも横にもわりかしどっしりとした姿になります。

普通のオオトカゲよりはやはり小さいですが、ハンドリングも比較的容易で、オオトカゲらしさを兼ね備えて、かつそう飼育スペースを取らないので、素晴らしいトカゲだと思います。

また、別名アキ―と言い。

レッドアキー、イエローアキーなどといったように体色で流通名が変わったりします。

それらを集めてみても楽しいかもしれません。

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➁価格 寿命 大きさなど

*和名:トゲオオオトカゲ

学名Varanus acanthurus

英名:Ridge-tailed monitor,Spiny-tailed monitor,Ackie monitor

分類:オオトカゲ科

オオトカゲ属

ヒメオオトカゲ亜属

分布:オーストラリア

全長:平均50~60㎝、最大80㎝

価格:80000~100000円前後

寿命:15年以上

生態の箇条書き

岩場の近くの乾燥した平坦な地形を好む。

大きな岩の下や、岩の割れ目、巣穴に潜み、外敵から逃れたり温度調節を行う。

体と尾は空気で満たすことで膨らまし、隙間から出にくくさせることが可能。

肉食で、主に昆虫や小型のトカゲを捕食する。

飼育環境の作り方

飼育に必要なもの

  • 飼育ケージ
  • 遠赤外線ヒーター
  • バスキングライト
  • 爬虫類用サーモスタット
  • 紫外線ライト
  • 床材
  • 水容器
  • シェルター
  • エサ
  • カルシウム剤

以下で詳しく説明していきます。

・飼育ケージ

ドワーフモニターと言えど大きくなる種ですので、最終的に90×45×45cm程度のケージが必要となります。

ケージには市販の衣装ケース熱帯魚用ガラス水槽爬虫類用ガラス水槽の3つが主に使用できます。

-衣装ケース-
安価で軽く掃除をしやすいという点が使用するメリットですが、中が見えづらく見た目が悪い、火事の危険性がある、若干の改造が必要という点がデメリットです。

また、衣装ケースは風通しが悪いのでケースにメッシュ部分を設けることが必要になってきます。
また、衣装ケースの場合日々の管理は上から行うことになりますが、爬虫類は上から手を出されることを嫌いますので若干慣れづらくなる可能性があります。

リッジテールモニターはドワーフモニターと言えど力が強いので、蓋が動かないようにする工夫も必要ですね。

-熱帯魚用ガラス水槽-

見た目がよく比較的に安価という点がメリットです。

メッシュの素材の蓋(バーベキュー用の網など)を使用すれば風通しもよいという点もよいですね。

値段は衣装ケース、熱帯魚用ガラス水槽、爬虫類専用ガラス水槽の順で高くなっています。

重く、蓋を自分で用意しなければならない、上からの世話を生体が嫌がる可能性があるのがデメリットです。

-爬虫類用ガラス水槽-
見た目がよく、風通しもよいですし、飼育器具の電源コードを通す穴があったりとメリットはたくさんです。

デメリットは値段が高く、重いことでしょう。

わたしのおすすめは爬虫類用ガラス水槽です。

自分の好みやお財布と相談して決めてください

・温度について

基本温度は26~28℃、ホットスポットは50~60℃、夜間の基本温度は日中より下げる。

基本温度は、暖突や保温球で調節します。

健康的な成体の場合、温かい季節もしくは冬の温かい地方であれば、ホットスポットの温度の影響で基本温度は気にしなくて大丈夫です。

最低基準は15℃。

基本温度が15℃を下回る場合は加温が必要です。

バスキングスポットには、バスキングライトを当て保温します。

個体がバスキングスポットから離れなない場合、温度が低かったり、保温できている範囲が狭い証拠です。

そういった場合には、バスキングライトのワット数を上げたり、ライトを近づけたりするなどして対策をとってください。

低温火傷してしまう可能性があります。

またバスキングライトやバスキングスポットは非常に高温になるため、火事には十分注意しましょう。

基本温度の設定やバスキングライトの点灯、昼夜の温度差の調節には爬虫類用サーモスタットが便利です。

ぜひ使用してみてください。

・床材

床材には砂漠系の細かい砂が最も似合います。

ただ、そういった砂を敷くと、乾燥した砂が体表に付着し指や尾の欠損に繋がることがあります。

そういうわけで表層だけ乾いていて下は湿っているという状態に保てるとよいです。

砂はニオイが出てきたら交換しましょう。

・紫外線ライト

強い紫外線が必要です。

この場合、UVBよりUVAの方が重要で、脱皮不全防止や代謝促進に重点が置かれます。

紫外線量10.0の紫外線ライトを設置するのはもちろんのこと。

ケージを窓際に置くのもかなりの効果が期待できます。

UVAやUVBについてより知りたい方はこちらをチェック↓

トカゲやカメが日光浴する理由や効果&バスキングライトや紫外線ライトの話
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・水容器

倒されにくい全身が入る容器に水をいれてケージに設置します。

水容器は水浴びに使われるほか、飲み水にもなるので毎日必ず水替えをしましょう。

ただ、リッジテールモニターは水容器の水に気づきにくい蛍光があります。

最初のうちは温浴させたり、水容器に個体を入れたりして水を飲ませられると安心です。

・シェルター

ドライシェルター(乾燥しているシェルター)とウェットシェルターの2つを設置するほうがベターです。

ドライシェルターは平たいレンガなどで作ってあげましょう。

隙間に入るのが好きですのでそういったシェルターを組めると良いです。

レンガの設置には注意が必要です。

床材の上にレンガを置くと生体がその下に穴を掘って押しつぶされてしまったり、何かの拍子にレンガが崩れたりして危険ですので、気を付けてください。

ウェットシェルターは市販の素焼きタイプのものを使用するのが便利です。

ウェットシェルターは上部のくぼみに水を入れることで、中の湿度が高めに保たれます。

これがあると脱皮不全が防げたりと何かと良い効果をもたらしますので必須です。

個体のサイズにあったものを設置しましょう。

市販のウェットシェルターに入ることができないサイズの個体には、大きめのプラケースやタッパー、洗面器などに湿らせた水苔を入れてコルクバークなどで蓋をして簡易的にウェットシェルターを作るといいでしょう

・エサ

コオロギやデュビアなどを与えます。

マウスなどを与えると肥満を招くのでやめましょう。

コオロギやデュビアの管理方法はこちらをチェック

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・カルシウム剤

カルシウムを与えないとクル病になります。

クル病は骨の形成がうまくされない病気であり、1回罹患するとなかなか治りませんし最悪の場合死に至る恐ろしい病です。

カルシウム剤にはカルシウムのほかにビタミンD3が含まれているのものもあり、含まれているものと含まれていないもの2つ用意する必要があります。

ビタミンはカルシウムの吸収を促す効果があります。

普段はビタミンが含まれていないものを餌に塗して与え、たまにビタミンが含まれているものを塗して与えてください。

※ビタミンの摂りすぎもクル病と似た症状が出る恐れがあるので注意が必要です

➃繁殖方法についてメモ

まず、日々の飼育において、同サイズの雌雄で飼育することが推奨されています。

できるだけ早い段階から同サイズのペア、もしくはオス1メス2のトリオをそろえられるといいでしょう。

冬、日中はバスキングライトだけを照射し、夜間は15℃を下回るようなら少し加温しましょう。

この時期エサは与えず(というかたいてい食べない)水だけを与えるようにします。

春は近づき暖かくなると食欲が徐々に戻り、繁殖期に入ります。

交尾を確認したら雌雄を別々にして、メスのケージに産卵床を用意します。

産卵床には大きいタッパーや小さめの衣装ケースを使用し、中に湿らせたヤシガラ土などをやや硬めに詰めます。

卵は30℃程度に保つと60~90日で孵化します。

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