旅行中の爬虫類の世話って?外出可能期間は?気になる疑問解決!

スポンサーリンク

~外出中の爬虫類の世話について~

旅行中の爬虫類の世話ってどうしたらいいんだろう。。。

エサはいっぱい与えてから出かけたほうがいいのかな。。。

とかとかいろいろ外出前って悩みますよね。

愛する爬虫類たちに外出中なにかあったら心配。

今回はそんなみなさんの健気なお悩みを解決するために、種類ごとの外出可能期間の目安と外出前にすることをまとめてみようと思います。

スポンサーリンク



~外出可能期間編~

  1. トカゲ&ヤモリ(レオパやフトアゴなど)
  2. ミズガメ
  3. ヘビ(コーンスネークやボールパイソンなど)
  4. カメレオン
  5. 外出が難しい条件について
1.トカゲ&ヤモリ(レオパやフトアゴなど)

外出可能期間目安:健康的な成体で1週間まで

普段からしっかりと世話をしてエサを与えているなら小型種であっても1週間程度までなら絶食でも大丈夫です。

コオロギなどエサを大量に入れておく人もいますが、あまりよくありません。

残ったコオロギが腐敗したり、生体の体がかじられたりする恐れがあります。

また、水容器から水を飲まない樹上性の種なんかは外出中の水の与え方を工夫しなければなりません。

レオパは例外として絶食にかなり強いです。

健康的な成体で水があれば2週間、新鮮な水が供給できれば3週間、場合によって1カ月絶食に耐えることがあります。

2.ミズガメ

外出可能期間目安:健康的な成体で5日、幼体で3日まで

絶食にはある程度強いですが、狭い環境で飼われていると水が汚れて自家中毒を起こす恐れがあります。

3.ヘビ(コーンスネーク&ボールパイソンなど)

外出可能期間目安:健康的な成体で2日~10日まで

ヘビは基本的に絶食にはかなり強いです。

コーンスネークボールパイソンなど人気種であれば10日程度なら水さえあれば余裕です。

一方で水容器から水は飲まず、霧吹きしなければ水を飲まない種は少し短くなります。

また、カエル食いや魚食いのヘビは外出可能期間は極端に短くなることがあります。

4.カメレオン

旅行は諦めましょう。

工夫次第で頑張っても1、2日が限界です。

5.外出が難しい条件について

いずれの種にせよ

ベビー、病気の個体、痩せ気味の個体、購入してすぐの個体、産卵後や妊娠中の個体の場合は外出が難しくなります。

できるだけ避けましょう。

~外出前にすること編~

大原則として外出前にすることは、主にヒーターと水、エサの確認です。

ヒーターについて

電源周りにホコリがたまっていないか、火事が起きる危険性はないか十分注意します。

バスキングライトはタイマー管理していないのであればつけない方がいいです。

タイマー管理していても必要ないなら消しましょう。

短期間であればバスキングしなくても屁でもありません。

夏や冬など厳しい季節にはエアコン管理をして出かけるととても安心です!

水について

水容器に新鮮な水を入れます。

容器は普段より大きなものを使用してもいいかもしれません。

ただ、いつもと同じ容器でないと飲み水を見つけられないかもしれないのでそこは注意です。

また、ウェットシェルターに水を足すことや種類によっては霧吹きすることもわすれないようにしましょう。

水容器から水を飲まず、なおかつできるかぎり毎日水を飲ませた方がいい種類などには、ドリッパーやミスティングシステムを導入するなど一手間必要になります。

そんな種はめったにいないでしょうが。。。

床材など生体が生活する場所の掃除をします。

ペットシーツを交換したり、糞を取り除いたりしましょう。

ミズガメや半水生トカゲなど水辺が生活の拠点となる種の場合は、普段と同じように水替えを行いきれいな水に取り換えましょう。

小さいものでもフィルターを回しておくと、水の汚れが遅くなり便利です。

エサについて

基本的にいつもよりエサを多く与えるようなことはしない方がベターです。

普段通りエサを与えればOKです。

水棲爬虫類の場合は外出1~3日前程度までにエサを与えると、外出中に水中で排泄をして不衛生ですので外出する前の水替えまでに摂取したものを排泄するように管理するといいでしょう。

また、バスキングライトを消して出かける場合は、エサは与えない方が無難だと思います。

バスキングができないとうまくエサを消化できないことがあります。

バスキングライトをつけたままの外出の場合では、例外的に草食性の爬虫類にはいつもより多くエサを与えてもいいかなーと私は思います。

というのも植えた野菜や豆苗を与えたり、キャベツを切らずに1、2日で食べきれる量を丸ごと与えるといった方法をとれるからです。

~まとめ~

いかがだったでしょうか?

安心して外出できるようになりましたか?

爬虫類は犬や猫と違って絶食には強い生き物です。

ただ、爬虫類は一枚岩ではなく種によって対応が異なります。

今回の記事を読んで種に応じたしっかりとした対策や工夫をしましょう。

飼育者と爬虫類、お互い幸せになれるように願っています!

チェックリスト

□ヒーター回りの確認

□エアコンをつけるか否かの判断

□バスキングライトをつけるか否かの判断

□エサを与えたか、もしくは与えないかの判断

□掃除をしたか

□水替えしたか

□霧吹きしたか

□ウェットシェルターに水を足したか

スポンサーリンク

フォローする!