テキサスラットスネークの魅力と飼育方法/価格や色彩変異

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写真:Shiva Shenoy氏による”Rat Snake“ライセンスはCC BY2.0に基づく

➀テキサスラットスネークの紹介と魅力

今回紹介するのは人気の北米産ナミヘビ、テキサスラットスネークです。

基本的には黄色や黄褐色、茶色、オリーブグリーンの色をしておりちょっと地味な見た目をしています。

テキサスラットスネークが真価を発揮するのは、色彩変異においてです。

“リューシスティック”のテキサスラットスネークは目の覚めるような純白をしています。

テキサスラットスネークにはもともと不規則な網目状の模様がありますが、リューシスティックですと模様が消え、一般的に皆さんがイメージする白蛇と同じようになります。

白蛇は縁起がいいなんて言いますし、一家に一匹いかがでしょうか?

ただし、少々性質が荒いところがありますので注意が必要です。

縁起を担ぐべきか、触らぬ神に祟りなしか。。。笑
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➁基本データ/価格 大きさなど

学名Elaphe obsoleta lindheimeri

英名:texas rat snake

分類:ナミヘビ科 ナメラ属

分布:アメリカ南部

全長:150~200㎝程度

価格:30000円程度

➂飼育環境の作り方

飼育に必要なもの

  • 飼育ケージ
  • 遠赤外線ヒーター
  • 床材
  • 水容器
  • エサ

以下で一つ一つ説明していきます。

・飼育ケージ

個体の大きさに寄りますが、最終的には60×30×36㎝や60×45×45㎝のケージで飼育が可能です。

ベビーのうちはもっと小さいケージで飼育し、個体の成長に合わせてサイズアップをしていってください。

ケージには、爬虫類用のガラス水槽を使うといいでしょう。

通気性を保つことができ、なおかつきれいに飼育できます。

ただ、脱走だけは要注意です。

・温度(遠赤外線ヒーター)

パネルヒーターをケースの下に面積の1/3~1/2程度敷き保温します。

ヒーターのある場所は30~31℃、それ以外の場所は25~26℃程度が理想です。

ヒータのある部分だけ温かくほかの部分が25℃より大きく下回っている場合は、別途暖突を設置したりパネルヒーターを壁面に張って保温します。

冬場に部屋が寒くなりすぎるようならケース全体を発泡スチロールで覆うとかなりの保温効果が期待できます。発泡スチロールだけで全然違います。

・水容器

全身が入る大きさのタッパーの蓋に丸く穴を開け、水をいれてケージ内に設置します。

水はヘビの飲み水となるほか、脱皮の際に体を湿らすための利用したりします。

毎日必ず新鮮なものに交換してあげましょう。

・床材

ペットシーツ、キッチンペーパー、ウッドシェイプ、ヤシガラ土など何でもよいです。

ですが、砂の誤飲が不安な方はペットシーツやキッチンペーパを使用したほうがベターです。

また、ベビーは乾燥に弱いこともあるのでケージの一部に湿らせた水苔を入れたタッパーやウェットシェルターを設置すると安心です。

・エサ

冷凍マウスや冷凍ラットを解凍して与えます。

ニシキヘビやボアなどと違いあまり大きなエサは飲み込めません。

頭部の幅と同じ大きさのエサを与えるようにしてください。

また、エサを与える頻度は個体や餌の大きさにも寄りますがベビーなら1週間に3回~4回、サブアダルトならばエサのサイズにも寄りますが1週間に1回~2回、アダルトならば1週間~10日間に1回が目安でしょう。

自分の飼っている個体をよく観察して頻度を考えましょう。

いずれの場合でも入手してすぐの場合は、余裕をもって飲み込むことができるサイズのエサを与えるべきです。

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