ケニアサンドボア
写真:ArtBoom氏による”Charlie’s Tongue“ライセンスはCC BY2.0に基づく
今回紹介するのは、砂漠にすむ狡猾なハンターであるサンドボアの一種、ケニアサンドボアです。
その魅力は
・ずんぐりむっくりとした愛らしい体型
・普段は土に潜み獲物を虎視眈々と狙うモンスター感
・色彩も鮮やか
こんなところでしょうか。
たまらないですね!!
普段は土に潜むと書いたように飼育下ではあまり姿を見せないかもしれませんがその分たまに姿を見せてくれた時や、土から出て餌を食べているところを見れた時は感動です。
近年じわじわと人気が高まってきている気がするサンドボア、値段も手ごろで飼育も容易なので機会があればぜひ飼育にチャレンジしてみてください。
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➀基本データ
写真:Rovert Nelsonによる”ケニアサンドボア“ライセンスはCC BY2.0に基づく
*別名:ナイルサンドボア
学名:Eryx colubrinus
英名:Kenyan Sand Boa
分類:スナボア属
分布:アフリカ
全長:50~70cm
価格:10000~20000円
➁飼育環境の作り方
・飼育ケージ
一般的にヘビの飼育にはとぐろを巻いた時の3倍の横幅が必要と言われますがケニアサンドボアに関して言えば全長の半分程度のサイズがあれば飼育できます。
つまり1番大きいサイズのプラケース程度で十分飼育できます。
プラケースで飼育するのが味気なく感じる人はガラスケースを選択するのももちろんありです。
・温度
常時30度程度の場所を設けます。あまり温度が低いとうまくエサを消化できなかったりするので特にベビーのうちは気を使ってあげてください。
遠赤外線ヒーターで温めるといいでしょう。
健康的なアダルトの個体は人間が快適と感じる範囲ならば無加温での飼育が可能となります。
・床材
ペットシーツなどでもほかにシェルターなど隠れられるところがあれば飼えますが、やはり砂に潜る姿をぜひ観察してほしいので砂を使うと良いです。
ヘビの厚さと同じくらい砂を敷いてあげます。
アダルトになれば砂の素材は何でもいいですが、ベビーのうちは脱皮不全を防ぐためにある程度保湿性のあるヤシガラなどを使用するのがベターです。
ケージが匂ってきたら砂の交換時期です。
・水容器
サンドボアは乾燥系のヘビとはいえもちろん水は飲みます。毎日新鮮な水を与えましょう。
脱皮前に水につかることもあるので体全体が入る水容器を選ぶといいです。
タッパーなどで十分です。
・エサ
体の大きさに合わせ冷凍ラットや冷凍マウスを湯煎し解凍して与えます。
慣れた個体なら床材の上に置いておくだけで食べますが、食べない場合は少し床材の上で動かして気づかせてあげましょう。
ケニアサンドボアは他のヘビの飼育方法の応用で十分飼育が可能ですので、もしも興味があったらあまり臆さずにぜひ飼育にトライしてみてください!!
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