クレステッドゲッコーの魅力と基本の飼育・繁殖方法/ハンドリングはできるの?価格は?

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 クレステッドゲッコー


写真:サウリア守口店

-目次-

➀クレステッドゲッコーの紹介と魅力
 1.飼育が容易
 2.ハンドリングが可能
 3.個体によって模様や色が違う

➁飼育環境の作り方

➂ハンドリングについて

➃基本的な繁殖方法

①クレステッドゲッコウの紹介と魅力

今回は非常に飼いやすく、ポピュラーなクレステッドゲッコーの魅力と飼育方法を紹介したいと思います。

クレステッドゲッコーは90年代に流通するようになったヤモリです。

輸入されて最初のころは1匹120万円したと聞いたことがあります。その話は事実かどうかはわかりませんがそれぐらいかつては珍しいヤモリでした。

しかしながら、現在では飼育方法、繁殖方法が確立されており初心者におすすめの爬虫類として幅広い層に人気があります。

初心者におすすめとたびたび紹介されているため、初心者以上の方には少し敬遠されがちなイメージがありますがたくさんの魅力を持っていますので様々な方におすすめできますし、ぜひ飼ってほしい種です。

クレステッドゲッコーの魅力を少し上げてみます。
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1.飼育が容易

ほぼ人工飼料だけで飼育ができますのでわざわざ活エサをキープする必要がありませんし、非常に丈夫です。

2.ハンドリングが可能

ハンドリングが可能です。

飼育している方の中には大スターヒョウモントカゲモドキよりもクレステッドゲッコーのほうがハンドリングするのが容易だという方もいます。手触りも非常に心地よいので是非一度ショップでハンドリングさせてもらうといいかと。

3.個体によって模様、色が違う。


写真:サウリア守口店
クレステッドゲッコーは個体によって模様や色が千差万別ですので選ぶ楽しさがあります。また、環境によって色合いが変化したりもするので自分で環境をしっかりと整えて個体本来の色合いを出させる楽しさもあります。

自分好みの色合いを高めるために選別交配させるのも楽しいですね。

-基本データ-


写真:サウリア守口店

*和名:オウカンミカドヤモリ

学名Correlophus ciliatus

英名:New caledonian crested gecko

分類:ヤモリ科 イシヤモリ亜科 Correlophus属

※かつてはミカドヤモリ属Rhacodactylusに分類されていたが
近年Correlophus属に移された

分布:ニューカレドニア本島南部および周辺の島々

全長:20cm

寿命:10年前後

価格:10000円~

②飼育環境の作り方

~飼育に必要なもの~

  • 飼育ケージ
  • 床材
  • ウェットシェルター
  • 遠赤外線ヒーター
  • 温度計
  • レイアウト用品
  • エサ
  • カルシウム剤

以下で飼育法について詳しく説明していきます。

飼育ケージ

クレステッドゲッコーは最大でも20cmですし、壁面も登れてケージ全体を生活の場にすることができます。そういうわけで30×30×30~45㎝程度のケージがあれば十分です。

20cmより小さい個体ならば20×20×30のケージでも長期飼育が可能です。

ケージ内にレイアウトを施したり飼育個体数が少ない方は30×30×30~45㎝のケージがおすすめです。

ちなみに、通気性があることがケージを選ぶ絶対条件ですので爬虫類用のガラス水槽を使用するのがベストです。

温度

基本温度は28℃、ヒーター付近は30℃程度に保温します。

パネルヒーターを壁面に設置したり、爬虫類用サーモスタットと暖突のコンビネーションで保温するのがよいですが、パネルヒーター一枚を壁面に設置するほうが手軽でローコストなのでパネルヒーターの方がおすすめです。

温度が調節できケースのサイズにあうものを購入するようにしてください。

ケース全体が暑い状態が続くと餌を食べなくなったりして弱ってしまうのでケースのなかに25度ぐらいの比較的涼しいところもできれば設けてほしいです。

夏場にケース全体があまりにも熱くなってしまう場合は涼しい部屋にケースごと移動させるなどそれぞれうまく対処してください。35度以上だと危険です。

湿度

多湿ではあるものの蒸らさずある程度の通気性を保つことが大切です。クレステッドゲッコウにおいてこのちょうどいい湿度を保つことが飼育の肝です。

床材にはヤシガラか水苔を使用します。キッチンペーパーやペットシーツも使用することができますが、湿度を保つにはヤシガラか水苔がベストです。ヤシガラと水苔は水を加えて搾り、固まるくらいの水分をもたせ床材として使用します。

床材は匂ってきたら交換してください。

ペットシーツやキッチンペーパーを床材として使用する場合は、湿らせた水苔を入れたタッパーやウェットシェルターを使用してください。

湿度を保つためと飲み水のために毎日霧吹きを行います。クレステッドゲッコウは水容器から水を飲まないのですが、霧吹きすることで壁面についた水滴を飲むことができます。

※脱皮時には絶対に個体に霧吹きをかけないように!脱皮がうまくいかなくなることがあります。

レイアウト

市販のコルク板、流木、くねくね曲がる枝、イミテーションの葉っぱなどでうまくレイアウトを組んであげると観察も楽しいですし、クレステッドゲッコウにとっても落ち着いた環境にすることができます。

エサ

ほぼ人工飼料で飼育することができます。

粉末状のクレステッドゲッコー専用フードが販売されています。こちらにお湯を加えてエサにします。

ベビーの間は毎日少量、アダルトになったら数日に一回与えます。

たまにフードを食べない個体もいますが生きたコオロギなどにフードを塗って与えることで慣れさせることができます。

フードにカルシウムは含まれていますが、一応念のために時々カルシウム剤を混ぜるとベターだと思います。

カルシウムが不足するとクル病になってしまうことがあります。クル病は骨の形成がうまくされない病気であり、1回罹患するとなかなか治りませんし最悪の場合死に至る恐ろしい病です。
カルシウム剤にはカルシウムのほかにビタミンD3が含まれているのものもあり、含まれているものと含まれていないもの2つ用意する必要があります。
カルシウム剤を混ぜる際には基本的にはビタミンが含まれていないものを餌に塗して与え、ごくたまにビタミンが含まれているものを塗して与えるといいと思います。
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③ハンドリング

クレステッドゲッコーはできるだけハンドリングして人に慣れさせておいた方がベターです。彼らは慣れていないと神経質にあっちこっちに飛び回ってしまう個体になってしまいます。

クレステッドゲッコーはただ持っていると飛んで逃げて行ってしまうことが多いと思うので飛びそうだと思ったらもう片方の手を前に差し出し移動させ、それを繰り返し行いハンドリングをします。

クレステッドゲッコーが人に慣れる部分ももちろんありますが、飼い主が扱いに慣れることも大切です。彼らがストレスに感じない程度に触って慣れましょう。

④基本的な繁殖方法

比較的繁殖は容易です。

繁殖には最低でも生後1年半以上の個体を用います。

クーリング(繁殖行動を促すために温度を一時的に下げること)をせずとも、繁殖することが多いです。

うまく繁殖出来なかったらクーリングしましょう。

クーリングの仕方としては、冬季の温度を25~26℃に下げ、エサは与えず水だけ与え、1カ月放置します。その後、温度を元に戻しエサを与えます。

繁殖させたくなったらオスとメスを同じケージに入れます。

数日同居させ交尾が確認できたら、オスとメスを別居させます。

メスは交尾後1カ月程度たつと産卵をします。

湿らせたバーミキュライトや水苔を深めのタッパーに入れて産卵床をケージ内に設置します。

卵は1回2個産み、これを約20日おきに2~10回繰り返します。

産卵時にメスはかなり衰弱してしまうので、栄養価のあるエサにしっかりとサプリメントを添加して与えてください。

卵は40~60日程度で孵化します。

32~33℃で保つとオスが。27~31℃ではオスかメスのどちらかが。26℃もしくは34℃ではメスが生まれます。

参考にしてみてください。

<参考>

可愛いヤモリと暮らす本

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