【エリマキだけじゃない】エリマキトカゲの魅力と飼育方法/価格や寿命

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エリマキトカゲの飼育方法

今回紹介するのは80年代に、一大ムーブメントを起こしたエリマキトカゲです。

エリマキトカゲといえば、エリマキを広げて後ろ足で走り回る姿がとても有名ですよね。

当時のテレビCMでそういった姿が放映されて日本人の心をがっしりとつかみました。

そして、実際のエリマキトカゲ。

飼育下ではほとんど自慢のエリマキを広げません。

それもそのはず、エリマキトカゲがエリマキを広げるのは敵に襲われた時

飼育下ではそんな場面は皆無に等しいです。

エリマキトカゲのエリマキを広げる姿に魅力を感じる人にとってはこの事実はがっかりかもしれません。

ですがエリマキトカゲの魅力はエリマキを広げることだけではないと私は思います。

エリマキトカゲのエリマキが閉じたままでも、ほかのトカゲとは全然姿が違いますし、つぶらな瞳と相まってとってもキュートです。

中型よりやや大きい図体や樹上性という面もそれだけで魅力に感じる方も少なくないと思います!

茶色や黒、少しの赤で彩られ、なおかつザラザラとしてそうな見た目はさながら小さな恐竜のようです。

ただ、あまり活動的ではないこと、臆病なのでハンドリングに向かないことは注意です。
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エリマキトカゲ 基本データ

学名:Chlamydosaurus kingii

英名:Frilled lizard

分類:有鱗目

トカゲ亜目

イグアナ下目

アガマ科

エリマキトカゲ属

分布:オーストラリア北部、パプアニューギニア、インドネシアなど

全長:60~90㎝程度

寿命:10~20年程度

価格
8000~50000円程度
(地域によって値段が上下します。特にオーストラリアの個体は値段が高いです)

生態:オーストラリアの個体のように砂漠地帯のような
低い場所しかない場所に時々いることもありますが、
主に多湿の熱帯林の樹上に生息しています。

エサを探したり縄張り争いをするときには決死の覚悟で木から降りるようです。

肉食性で節足動物や小型のトカゲを捕食し、特に蛾や蝶を好みます。

エリマキトカゲ 飼育環境

飼育に必要なもの

  • 飼育ケージ
  • 遠赤外線ヒーター
  • 爬虫類用サーモスタット
  • バスキングライト
  • 紫外線ライト
  • 床材
  • 水容器
  • エサ
  • カルシウム剤

以下で一つ一つ説明していきます。

飼育ケージ

樹上性でなおかつ中~大程度の大きさをもつトカゲですので、そこそこ多きケージが必要となります。

ベビーのうちは60×45×45cm程度の大きさで十分でしょうが、最終的には90×60×120㎝程度のケージが必要です。

このサイズの大きさとなると市販の爬虫類用ケージだと対応できないので、自作するかオーダーメイドでケージを用意しましょう。

ガラス温室を利用するのもアリです。

ただ、どんなケージを利用するにしてもケージにメッシュの部分を設けて通気性を確保するようにしてください。

温度(遠赤外線ヒーター、爬虫類用サーモスタット、バスキングライト)

ケージ内の日中の基本温度は26~28℃程度、夜間は23~25℃程度に保ちます。

基本温度は散光型の保温球や暖突などを爬虫類用サーモスタットと併用して調節するといいでしょう。

爬虫類用サーモスタットは昼夜の温度差も調節できるので優れものです。

また、ケージ内に一ヵ所バスキングスポット(日光浴する場所)を設ける必要があります。

バスキングライトを照射して35~45℃程度に保温します。

個体がバスキングスポットから全然離れない場合は温度が足りてない証拠ですので、ライトのW数をあげたり複数設けたりして対応しましょう。

紫外線(紫外線ライト)

トカゲの健康的な成長に紫外線は必要不可欠です。

森林に生息するためそう強い紫外線を放つものは必要ありませんが、日中だけホットスポットに紫外線を照射してあげてください。

紫外線ライトやバスキングライトの話はこちら↓

【ホットスポット】爬虫類が日光浴するワケ&バスキングライトや紫外線ライトの話
目次 ①はじめに ②爬虫類が日光浴する3つの理由 体温上昇 紫外線 明るさ ③飼育下での日光...
湿度と飲み水(床材、水容器、ドリッパー)

あまり数字にこだわる必要はありませんが、湿度は70%程度とかなり高めの環境を好みます。

ですので床材には湿らせたヤシガラ土を薄く敷いてあげるのが安定だと思います。

ケージ内には大きめのタッパーに水を入れた水容器を設置してあげてください。

水容器の水は、ある程度湿度を保つのに貢献しますし生体が水を飲む可能性があります。

ただ、エリマキトカゲはほとんど動いている水以外反応しないので、水を飲ませる場合には霧吹きをするかドリッパーで水を滴り落とす必要があります。

基本的にはドリッパーでケージ内に設置した木やタッパーに水を落とし水を飲ましてあげてください。

そしてエサをあげるときや毎日霧吹きをしてあげるのがベストな管理法だと思います。

霧吹きをしたとき水を盛んに飲むようだと普段水が飲めていない証拠ですので工夫が必要です。

流木

エリマキトカゲは樹上性ですのでケージ内にたくさん木を配置し立体行動をとりやすくしてあげてください。

垂直な木、枝がたくさん伸びてる木、斜めに置く木、、、などなど丸太や流木を利用してうまくレイアウトしてあげてください。

エサ

コオロギやデュビアなどを与えます。

昆虫でおなか一杯にさせるのは難しいとは思いますがマウスやラットの類は肥満のもとになるので出来るだけ与えない方が無難だと思います。

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カルシウム剤

カルシウムを与えないとクル病になる可能性が非常に高まります。

クル病は骨の形成がうまくされない病気であり、1回罹患すると治りませんし最悪の場合死に至る恐ろしい病です。

カルシウム剤にはカルシウムのほかにビタミンD3が含まれているのものもあり、含まれているものと含まれていないもの2つ用意する必要があります。

普段はビタミンが含まれていないものを餌にまぶして与え、たまにビタミンが含まれているものをまぶして与えてください。

ビタミンD3のとりすぎもクル病と似た症状を引き起こすので注意が必要です。

〈参考〉

海外サイト

爬虫・両生類飼育ガイドトカゲ~世界のトカゲのタイプ別飼育~

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